伊吹おろし

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    冬季に北西から吹く季節風のことで、この方角に伊吹山があることから「伊吹おろし」と呼ばれ濃尾平野に冷たく乾いた風が
    吹きます。

    南宮大社(岐阜県不破郡垂井町)の向きと伊吹おろし
    金属の神である金山彦命(かなやまひこのみこと)が祀られており鉄鋼業関係の人が多く参拝に訪れる。昔は鋏や包丁・くわ
    すき・鎌などの鉄を加工するとき火力を増すために強力な風が必要になるため伊吹おろしを利用したのではないでしょうか

    南宮大社の社殿は東南東を向いて建っており 反対側の北北西を辿ると伊吹山があり明らかに伊吹山を遥拝するように建てられている。これは南宮大社に参拝することは伊吹山の神を拝むことになるようです。

    舞い殿の後ろに拝殿、その奥が本殿


    見えませんが真後ろに伊吹山が位置します


    案内図にも伊吹山が載っております

    祖父江砂丘と伊吹おろし
    地図で伊吹山と南宮大社を結ぶ線を延長すると木曽三川公園の一角にある祖父江砂丘に当たる。水量が少ない冬季、緩やかに流れる木曽川の砂が伊吹おろしで河川砂丘を形成する自然環境が成せる業である。また祖父江町は銀杏の生産日本一で祖父江町を訪れるとイチョウの杜が点在し、古来より季節風である伊吹おろしから屋根を守るため屋敷周りにイチョウが植えられ現在に至る
    余談ですが神社、仏閣にイチョウの大木が多いのは避雷針の役目をしていると聞いたことがあります


    祖父江砂丘:やや右奥に伊吹山が見えます

    現在の伊吹おろしはもう少し北寄りを吹いている説が多いが これについては伊吹山の滋賀県側で石灰の採掘が盛んに行われ山の形状が変わり風向きが変化したと考えられる。

    資料提供 : 濃尾平野郷土史家 竹田繁良 氏

    レポートby はりんこ

    コメント
    見慣れているはずの祖父江砂丘がどこか遠い風景のように見えます。確かに伊吹山がよく見えて養老山系と重なって夕陽が沈んでいく光景が特に気に入っていてたびたび訪れる場所です。神社と伊吹の位置関係とその意味、
    興味深いですね。祖父江の銀杏も防風防火防雪に役立っていると聞いたことがあります。今では収穫と観光が主立っていますがガイドの時に伊吹山とのつながりとしてそんなことも話しています
    • C-NA
    • 2010/12/29 10:29 PM
    C−NAさん さすがガイドのベテランです
    南宮大社で話を聞いた中で、伊吹山・南宮大社・祖父江砂丘をさらに延長すると熱田神宮に当たるそうです
    熱田神宮といえば日本武尊が伊吹山に住む荒ぶる神の征伐に出かけるときに置いていった『草薙剣』が祀られていますね
    「何か関係があるのですか?」と聞いたら「関係はありません」とのこと
    伊吹山の神が今も日本武尊の御影である草薙剣に怒りを向けている・・・・と言う話だと思ったけど、残念でした
    南宮山(毛利陣跡)登って来たよエラーッ。
    タケルクン 東国平定の帰路、火攻めに遭うが剣で草を刈払って難を逃れる、アメノムラクモノツルギ変じて草薙剣と…。また草薙とか焼津の地名が(清水市には草薙神社が)興ったとか…?。更に尾張の熱田神宮のミヤズヒメ(婚約)のもとに立ち寄り神器の剣を預け後日お迎えを約束し伊吹山へと…とか!?。
    ミヤズヒメさん魔性のひと? タケルクン、オトタチバナヒメと言う奥方がいるんだろ〜(…ほんまの話教えて下さい誰か)
    • イッシー
    • 2011/01/01 7:33 PM
    イッシーさん 明けましておめでとうございます。
    南宮山ハイキング登山ご苦労様でした 関が原合戦でも有名な地ですね

    宮簀媛(ミヤズヒメ・ミヤスヒメ)が草薙の剣を熱田の地に納めたのが熱田神宮の由来と聞いております
    只、宮簀媛が日本武尊の妃または婚約者の説もあり判断がつきません
    伊吹山に関する日本武尊だけでも幾つかの説があり宮簀媛まで辿ると頭がこんがらかってきます
    草薙の剣もレプリカが沢山あるそうで本物は何処にあるのだろ?
    色々な説があって自分で判断して太古のロマンを想像してください・・・・・ギブアップ(僕にも誰か教えて)
    イッシーさん 今年もよろしくお願いします
    管理者の承認待ちコメントです。
    • -
    • 2014/05/12 4:01 PM
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